脳梗塞備忘録2 最初の兆候
最初に異変を感じたのは2016年年末。業務で成田空港にいた時だった。
その日は早朝4時に起床、6時に空港到着し、必要な書類を揃えている最中だった。
突然、強烈な吐き気と眩暈に襲われた。完全に血の気が引き、立ち眩みが襲ってきた。
入管ブース前のベンチにてへたりこみ、30分は動けなった。
これが最初の脳梗塞だった。
当時、月の残業時間は自宅対応も含めると150時間ほど。
早朝、深夜対応など不規則な勤務が多かった。食事は3食とっていたが、昼と夜は栄養バランス無視の脂と塩分過多のものだった。
30分もすると体調は回復し、そのまま業務を続行。
1回目の脳梗塞をやった時、その会社で4年目だったが、会社は健康診断の為のスケジュールは組んでくれず、結局退職まで一度も健康診断はしていなかった状態。
この謎の体調不良で「このままこの仕事を続けているとまずいことになる」という思いが強く心に残ったのを覚えている。